面白さの方向性に注目!! 天使の3P#5 シナリオ分析してみた!!

天使の3P#5「君の姿を撮るのが楽しいんだ。なぜなら君はとても可愛いのにそれに全く気がついていないから。」

シリーズ構成・脚本:雑破業

サブタイトルからヤバい匂いがしていますね。天使の3P第5話です。

今回の話は起承転結という視点ではなく「面白さの方向性」に注目してみていきたいと思います。

「面白いシーンの作り方」と言い換えてもいいでしょう。

起承転結

  • 起:イベントスペースとPV
  • 承:PV撮影
  • 転:帰宅
  • 結:PV

「天使の3P」では2話で1つの起承転結という構成で、前半1話分は「承」つまり、「起」からの流れが続くため、プロットポイントをばっさりと切り分けられない感じになっています。

起「イベントスペースとPV」

小さな起承転結は、

  • 起:「イベントスペースにしたい」
  • 承:「集客イマイチ」
  • 転:「PV作れば?」
  • 結:「PVを作る」

まず、響が正義にイベントスペースとして教会を使いたいと申し出るところからスタート(物語の目的の提示)。

次に、桜花や霧夢に相談するシーンへと移ります。

桜花のシーンでは「キャンプへのお誘い」、霧夢は「PVを作ればいい」という役割があります。「キャンプへのお誘い」はさらっとしたものなので、ちょっとした伏線になっています。

そうして、響はキャンプでPVを取ろう(相談しよう)と決意し、次のシーンへ向かいます。

承「PV撮影」

ここでの起承転結は割愛(流れとして機能していないため)。

PVを撮影するにあったって、ここで今回のポイントである「面白さの方向性」についてです。

さて、ここでの面白さというのは、「見てくれている人が何を面白いか?」「何を期待してみてくれているか?」を考えるということです。つまり、ニーズを考えるということです。

「天使の3P」のコンセプトは何でしょうか。「幼女がバンドをやる」ということ。要素だけを抜き出すなら「ロリ」「バンド」ですね。

見てくれている人は、このコンセプトを見たいから「天使の3P」を見てくれているんですね。アメコミヒーローのカッコよさやゆるキャラの可愛さなどをみたいわけではないです。

「期待していること」「面白いと思うこと」もおのずと、そういった方向性になります。

また、視聴者層が求める切り口として、「天使の3P」の面白さとは「幼女が変なことをやる」というシュールさではなく、「少しエッチなこと」です。イラストなどからそういった層以外はスクリーニングされているので、この切り口になります。

そして、ただ「エッチ」な感じだけだと物語がのっぺりとしてしまうので「ハプニング」にして、シーンに勢いをつけています。

実際に、この第5話での主な出来事は2種類。「PV素材」と「スケベハプニング」です。

例えば、

  • 潤は「トイレ」と「花」
  • 希美は「服にハチが入る」
  • ソラは「大根のなる木」と「鼻先の蝶」

という風に、PVで必要なシーンエッチなハプニングでシーンが構成されています。

転「帰宅」

ここでは、帰宅するというシーンが大きく変わったところなので便宜上、転としました。

ここでは、次の第6話で、「妹と遊びに行く」というシーンのちょっとした伏線として「埋め合わせはする」というセリフが出てきます。まぁ、なくてもいい伏線ではありますが、一応。

結「PV」

EDが4話の「Howling」をPV風に編集してアップしたという演出で流れます。

承で撮ったシーンが使われてたりします。いい演出です。

終わりに

いかがでしたか。天使の3P第5話。

今回のポイントは「面白さの方向性」でした。

一言で言うと、見てくれている人は「どんなことを面白いと思うか」「何を期待しているのか」を考えて、面白さを考えていきましょうってことです。

コンセプトやその作風などから切り口を考え、どんな風に面白いを作っていくかを考えて、自分で物語を書くときに意識できると、いい感じになるのではないでしょうか。

個人的には「潤のトイレ」のシーンで滝でギターを鳴らしているという演出がぶっ飛んでいて面白かったです。

感想や意見があれば、ツイッターやコメント欄にお願いいたします!

アンジェロ:https://twitter.com/VhPww

では、また次回!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です