強力な吸引力で次の話に引き込むWフックとは? 「天使の3P」#2 シナリオ分析してみた!!

天使の3P#2「一緒にやりたい気持ち」

脚本:雑破業 

サブタイトルが毎回意味深な感じがいいですね。今回の話は前回ほどストレートじゃなく、少し悩んだところもありましたが、何とか形になりました。

今回のポイントは「「ダブルフック」」です!

それでは、分析していきます。ネタバレ注意です! ガッツリしますから!

第一話はこちら↓

幼女と音楽の2段構え!! 天使の3P#1 シナリオ分析してみた!

起承転結

  • 起:「響の躊躇い」
  • 承:「響の快諾」
  • 転:「集客はどうする?」
  • 結:「正義の事情とお願い」

って感じです。起承転でふわっとした流れに対して、ちょっと結に物語の重要な部分が詰まりすぎているので、「ん?」となりましたが、シーンの流れ的にはこれでいいかと。

この第2話は一言でいうと「響が覚悟をするまで」の話という感じでしょうか。

あと、物語のけん引役がおらず、主人公のペースなので、ゆっくりと物語が進んでいきますね。だから、前半がふんわりとしているんでしょうか?

起:「響の躊躇い(ためらい)」

まず、小さな起承転結ですが、

  • 起:「前回の続き、意味深なセリフ」
  • 承:「そのオチとお願い」
  • 転:「響が潤たちに『集客能力がない』という
  • 結:「響の曲が好きという潤」

です。

まず、前回の意味深なシーンからの落ちという「フック」の回収が行われています。

その後、この第2話の核である。「響の自身のなさからくる無覚悟」が提示されています。

そして、それに対しての潤の「響の音楽が好き」という答え。あざと可愛いですね。

承:「響の快諾」

  • 起:「お願いのその後」
  • 承:「響の想起」
  • 転:「響が3人の申し出を受ける」
  • 結:「3人の練習と呼び方イベント」

まず、お願いのその後では、

  • 響と桜花の会話(後の伏線?)
  • リトルウィングの3人の会話

があり、響と桜花の会話では、響の置かれた状況の再説明と後々聞いてくる伏線になるシーンになります。

リトルウィングの3人の会話では、響の返事を間接的に表しているシーンになっています。

次の「響の想起」では、3人のことを思い出しにんまりする響。

もうすでに、響の気持ちは固まっている感じではありました。が、響自身が人に慣れていないため、返事を先延ばしにしたというところでしょう。ここが少しペースがたるみがちになる点でしょう。

そして、妹の一緒にお風呂イベントがあります。定番の「キャー」っていう反応じゃなくて、一緒にお風呂に入っちゃうんですよね。ここが他のラノベ系アニメとの違いでしょうか。ロリっていいなぁ。

その次の「響が3人の申し出を受ける」では、まず、潤ちゃんがピョンピョンしてます。

で、響に気付くと、駆け寄り腕に抱きついてきます。潤ちゃんはあざと可愛さはとどまるところを知らないですね。

そして、家に案内され申し出を受けます。このあとに、響の「なぜ協会でライブをしたいか?」の問いに、潤の「思い出づくり」という答えは第2話後半の「正義の事情」の伏線になっています。

そして、最期に「3人の練習と呼び方イベント」では、心理的距離を縮める呼び方イベントがあります。

その後に、妹の怒りシーンが展開されてからのCMです。フックはないですね。

この第2話前半は、ラッキーイベントがこれでもかというほど盛り込まれています。そのため、物語的には「響が申し出をいったん考えてから引き受ける」なので、全体的にごわごわとした印象がありますね。やはり、響の優柔不断さを少し削れるといいですね。

:「集客はどうする?」

小さな起承転結は

  • 起:「集客はどうするか?」
  • 承:「宣伝にインパクトを」
  • 転:「正義(まさよし)の登場」
  • 結:「正義たち4人との食事」

です。まず、CM明けはなんちゃってエロシーンからスタート

その後、ポスターで集客という話題に。

ここで「学校」で配るという言葉に3人が変な反応をするという伏線が張られます。

次に「宣伝にインパクトを」ですが、集客のためにインパクトが必要という話になります。

そこで3人のコスプレが披露され、希美の暴走が起き、ハチャメチャな感じに。

そして、転では「正義の登場」で、この現場が収まります。

結では「正義たち4人との食事」というシーンへ切り替わります。

このシーンの切り替わりで「転の結」にするか「結の起」にするか悩みました。が、流れや情報量から「転の結」にしました。

また、ここでは「TR03」の話題から潤の常人離れした耳の良さが提示されます。

そういえば、第一話でも耳でチューニングしてましたね。まぁ、訓練すれば誰でもあれくらいはできるようになるんですけれど。

この「潤のポテンシャル」が伏線として機能してくるか、ただの設定で終わるのかは今後の話し次第ですね。あと、「TR03」の扱いも。

結:「正義の事情とお願い」

  • 起:「正義とのサシアポ」
  • 承:「正義の事情」
  • 転:「正義のお願い」
  • 結:「響の覚悟と、3人の思い」

個人的に結の「3人の思い」は、EDを挟むCパートなので、EXという特別枠でもいいかなって感じです。

起の「正義とのサシアポ」では二人で話そうという提案に対して、響の脳裏に「逮捕」がよぎっています。

前半では幼女を堪能させ、後半では正義との話し合いという起伏をわざと作るために、前半で視聴者的にいい思いをさせたのかもしれませんね。そこまで考えていたのかは微妙なところですけど。

承の「正義の事情」では3人の取り巻く環境について、正義の視点からの情報が提示されます。

  • 楽器をやたらいいものを使っていること
  • 正義が元神父だったこと
  • 施設を手放すこと
  • そのタイムリミットのこと
  • 正義が口を滑らせたことで、3人が音楽を始めたこと

ですね。一気に情報が来たので、急に物語が加速しましたね。ここら辺の緩急については要研究ですね。

転の「正義のお願い」では響は「3人にバンドを諦めさせてほしい」とお願いされます。

現実的な問題が3人が直面することを回避させてほしいと願う正義。現実という大人の話が展開されていますね。

そして、結の「響の覚悟」では、自分の甘い快諾を反省しつつも「でもーー」という引きでEDに突入していきます。

ここはフックになっていますね。その後の「3人の思い出」というのも合わさり「Wフック」になっています。

もしも仮に、「でもーー」から「3人の思い」が地続きで続いてしまうと「Wフック」の効果が弱まってしまうので、あえてEDを挟んだのでしょう。

また、ここで響の成長ポイントである「無覚悟」→「覚悟」の状態へのシフトが起きています。この話の大枠としてここを抑えておければOKでしょう。

終わりに

いかがだったでしょうか。第2回シナリオ分析してみた!!

もしかしたら、前回より長いかもしれませんね。もっと、簡潔に書けるように頑張ります。

そして、こんな2週目くらいで気づいたのが、「そら=れんちょん」という何となく感じが似てますよね。

もしかしたら、新しいカテゴリーで「ロリ×おっとり」というのが芽吹き始めているのかもしれません。要注目ですね。

あと、OP、EDがすごいいい曲なので、そこも注目していただけたらと思います。

何か、ご不明な点や気づいた点、感想などあればコメント欄にお願いいたします。

一応ツイッターも載せておきます。

アンジェロ:https://twitter.com/VhPww

では、また次回!

幼女と音楽の2段構え!! 天使の3P#1 シナリオ分析してみた!

2017年7月26日

シーンの流れを意識せよ!! 天使の3P#3 シナリオ分析してみた!!

2017年8月1日

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