幼女と音楽の2段構え!! 天使の3P#1 シナリオ分析してみた!

「天使の3P」#1「小学生にドッキリ!」

シリーズ構成・脚本:雑破業

当ブログの分析第1回目は「天使の3P」

このタイトルを知った時から、これは卑怯だなと思ってました。絶対面白いって!

女の子がギターやベースを持ってる姿も反則的に可愛い。しかも、幼女ですから、もう売れる要素しかないでしょう!

と、語ると長くなりそうなので、早速本題に入っていきます! あ、基本ネタバレするんで、見てない人は先にチェックしてみてください。第一話はニコニコ動画で無料配信されてますから!

起承転結

  • 起:響と周囲の人の登場と『TR03』
  • 承:『会いたい』メール
  • 転:潤たち3人との出会いとお願い
  • 結:ライブ! と再度お願い

という感じです。クライマックスにライブを置くことを意識した構成になっています。

第一話の目的としては、

  • キャラクターの紹介
  • ライブをするという方向性

という2点を抑えることが重要でしょう。

じゃあ、それぞれのポイントについて考えていきます!

起:「響と周囲の人の登場と『TR03』」

ここでの目的は2点で、

  • 大まかな登場人物の紹介
  • 承につなげるための『TR03』という小道具を登場させる

だと考えました。

基本的に、大きな起承転結の中にそれぞれ小さな起承転結を作ることで起伏を作り、物語は進んでいきます。

しかしながら、ここにはそのようなものが感じられない。そして、第一話であることから、上記二つの目的を達成するために作られた構成でしょう。やはり、第一話の最初は特殊な構成になりやすいですね。ただ、少し水っぽいなと思いました。

承:「『会いたい』メール」

  • 起:響のもとへ突然の潤からのメール
  • 承:『TR03』のことも書かれており、響は会いたくなるも決心がつかない
  • 転:会う決心をし、実際に会いに行く
  • 結;潤の登場→次の転の起へ

この物語は承から始まると言っても過言ではありません。

一言で言ってしまうと「響が見ず知らずの潤に会いに行く決心をつけ、会いに行く」です。

それぐらい簡単な場面ではありますが、一点、不明な点がありました。それは「コンビニ」のシーンです。

コンビニで響はオジサン店員に話しかけられるも、聞き取れず愛想笑いを浮かべるというシーンで

その後のシーンでは、響が潤(響は潤を社会人と思いこんでいる)に会いたいという心境に変化が生じています。

このことから、コンビニでオジサンに話しかけられたことで、潤に会いたいという変化が起きたということになります。

ただ、オジサンに話しかけられたことで、知らない社会人に引きこもりが会いたくなるかと言われると、「?」です。

このシーンが何を意味するのかよく分かりませんでした。要研究ですね。

次に、潤の登場からのCMです。フックになっていますね

それにしても、潤が可愛い。

転:「潤たち3人との出会いとお願い」

ここでの小さな起承転結は

  • 起:潤たちの登場
  • 承:希美に脅され、響は3人についていくことに
  • 転:『ライブをしたいから手伝ってほしい』というお願い
  • 結:そのための設備や技術は?→次の結の起へ

という感じです。

一言だと「潤たちにライブの手伝いをお願いされる」です。

簡単な構成ではありますが、ここでは「幼女」特有の面白さが詰まっています。

例えば、

  • 響の逮捕されるという思い込み
  • 希美の「変な事されそうになったって泣きながら叫ぶわよ」

などの面白さを作っています。

また、ここでは「ライブをしたいから手伝ってほしい」という物語の方向性を決定づけるシーンが含まれています。

潤がステンドグラスをバックにお願いする姿は印象的です。タイトルの「天使」を示しているようでもあります。

そして、希美たちの現実的じゃないお願いに対して、本気だということを見せるのが次の結になります。

結:「ライブ! と再度お願い」

ここでの小さな起承転結は、

  • 起:「地下スタジオに案内される」
  • 承:「響は予想以上の設備や楽器に驚く」
  • 転:「潤たちのライブを聞き、その実力にあっけにとられる響」
  • 結:「再度、お手伝いのお願いをされる→意味深なことを言われ、第2話へ」

という感じで、作画などを実際に見ていただければわかると思いますが、ライブにめっちゃ気合入ってます。まぁ、音楽を題材にしてるので、力を入れるところではありますが、やはり、いいですね! 音楽最高! 幼女最高!

このタイトルの売りの一つであり、力の入れどころであるライブをクライマックスにライブを入れるのは必然ですね。

もしも、ライブをクライマックスとしない構成にするんだとしたら、最初の周囲の人の紹介を削り、メールの部分から始める。または、EDをライブにしてしまうという感じにでしょうか。

そして、ライブ後の希美の「もし、希美たちのお願い聞いてくれたら、ちょっとだけ触ってもいいわよ」というセリフもポイントです。

意味深な感じを助長させる音楽とカメラワーク。これは「響の心情」を表しているのと、次の話に視聴者を引っ張るための「フック」(クリフハンガー)になっています。

これはもうお馴染みの手法ですね。前述したCM前の潤の登場も同じようなことで、どうなるんだろうという興味を引いて、チャンネルを変えさせないためのテクニックです。いや、潤ちゃんといい、希美ちゃんといい、あざといなぁー。

終わりに

長くなりましたが、天使の3Pを簡単ではありますが、分析してみました。

いかがだったでしょうか? どうしても長くなってしまうので、そこは要改善って感じですね。まだまだ、語りたいことは山ほどあったのですが、自重しました。

要望や質問、気づいたことがあれば、お知らせください。

アンジェロ:https://twitter.com/VhPww

では、また次回!

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