物語は変化が全て! たくさん書いて発見した物語を物語たらしめる変化について

小説を書いてるときに「結局物語ってなんなんだろう」とか「何が一番大切なのか」みたいな迷宮に迷ってしまうことは誰しもありますよね。

僕もその一人でした。

で、どうすればいいかをググってみると

物語は葛藤。

物語はキャラ。

物語は意外性。

などともっともらしいことがたくさん書かれていますよね。

妙に納得はするものの、なんとなく腑に落ちないことはもはや日常茶飯事。

分からない→ググる→分かったような気になる→原稿を前にする→分からない

のループにハマり続け、書くこと自体が嫌になってしまうこともあります。

ですが、今回はそんな悩みを持ち、ループから脱出した僕自身の実体験から、「物語とは変化である」ということを提唱していきます!

物語とは変化である

どんなジャンルでも変化はあります。

恋愛ものなら「恋に落ちる→結ばれる」や「犬猿の仲→恋に発展」

冒険ファンタジーなら「モンスターを倒して平和に」「最弱が最強に成長」「孤独の勇者に仲間ができる」

ヒューマンドラマでも「天涯孤独な老人に友達ができる」「バラバラの家族が危機に直面して団結する」

推理物でも「変人な探偵と共に事件を解決し、人となりを知る」「主人公が事件に巻き込まれ、事件の背景を知り涙する」

などなど、例を挙げだしたらキリがありませんが、どんな物語でも変化はあります

もちろん、キャラがピンチに直面したり、葛藤したりすることは大事ですが、キャラがそれを経て変化しなければドラマになりません

なにより変化をしていないと、物語が重なっていく面白味みがありません。ずっと変化がないのはヴィジュアル的にも退屈ですよね。

また、変化がないということは、起承転結の「転」の役割をなくしているとも取れます。

すると、起承承承承承承結みたいになってしまいますね。ただ、流れているだけで、中だるみしがちになりますよね。

そもそも、主人公の成長や他のキャラとの関係性、事件の解決など変化がなければ葛藤すら生まれません

故に物語とは変化であると言えるでしょう。

変化にはギャップを

変化は変化でも、面白く見せるには大きなギャップが必要です。

少しだけしか変化しなかった場合、受け手側に変化したことが認識されない可能性があります。

認識されなければ、変化を描いているとは言えません。故に、大きな変化、即ちギャップを作りましょう。

キャラを作るときには、強みや弱みを作ってギャップを作りますよね。

そのギャップに時間軸という尺度を足して、過去、現在、未来という軸で変化を見せればいいのです。

成長物語なら

野球が下手な男が大敗をきっかけに粘り強い根性で猛特訓をして強い選手になる

みたいな感じです。ここでは「試合で大敗」というマイナスから「強い選手になる」と変化をしています。

この大敗の原因が主人公自身であれば、なお物語がドラマチックになりますね。そんな感じで物語に変化をつけてみましょう。

また、結果的に大きく変化したギャップを見せるだけでなく、大きく変化するまでの過程に説得力を持たせる必要があります。

なので、伏線などを仕込むなどしてリアリティーやディティールを確保するといいでしょう。

先ほどの例なら、伏線なら「主人公には粘り強い根性がある」や「足だけはやたら速い」などを先に見せておくと良いですね。

あと、長く連載する作品では一気に変化させすぎてしまうと、変化のインフレが起こってしまいます。

ジャンプ作品で力を強くしすぎて戦闘能力がインフレし過ぎてしまうアレです。

また、ギャップは意外性というものも含みます。

ただ成長させるだけではなく、少し変わった方向性でギャップを作るのも効果的です。

逆算して書いてみる

物語とは変化であると前述しました。

ここからは僕自身がよく使う、物語の結果から逆算して物語を書いてみるというアプローチをご紹介します。

文字通り結果から物語を書いていきます

例えば、命の尊さをテーマとするなら、一番最初はギャップをつけて命を粗末に扱うところから描写します。

結果とは真逆のところから物語を始めるのです。

これはキャラも同様で、よくラブコメで「お互いが犬猿の仲なのに、徐々に惹かれ合っていき最終的に結ばれる」というテンプレがありますよね。

つまり、キャラの考え方や行動も最終的に迎えたい結末から逆算して、最初を真逆の状況からスタートさせます。

そして、始めと終わりが出来上がったら、あとは面白さや中だるみをしないようにちょっとづつ変化の要素を割り振ってプロットを完成させます。

まとめ

物語とは変化である。

まとめると、

  • 変化しない物語はない
  • 変化は変化でも大きく変化をつけないと面白くないし、分かりにくい
  • 逆算して物語を書いてみたら書きやすいかも?

ということでした。

この「物語とは変化である」は僕自身が毎週のように作品を書き上げ、たどり着いた一つの結論です。

これは完全な正解ではなく、僕がたどり着いた結論であるだけです。正解があるものではありません

人によって「物語とは●●」であるというものがあります。

脚本家の新井一先生は「物語とは葛藤である」とも言っています。

自分にとっての物語とはを見つけられるとより作品の完成度を上げられるかもしれませんね。

まだ見つけられてない人は自分自身の「物語とは」を探してみるといいかもしれませんね。

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