面白い物語には必ず存在する「クリフハンガー」(フック)とは

ここでは、クリフハンガーの由来や使い方について、ご紹介します。

頑張って書いた作品でも「固定の読者が全然つかないー!」と、すごい切なくなることありますよね。

そんなあなたにオススメなのがこのクリフハンガー!(謎のアメリカの通販番組風)

そもそもクリフハンガー(フック)ってご存知ですか?

たぶん、名前は知らないけど仕組みを知れば、「ああ、それね!」ってなるテクニックです。

クリフハンガー(以下フック)は、最後のシーンに衝撃的なことをぶっこんで読者を引き込むテクニックのことです。

このテクニックがあるかないかで、その作品が次も読みたくなるかそうでないかを決めるといっても過言でないほど大切な要素です。

そんなフックについて、ご紹介していきます!

クリフハンガー(フック)

まず、なぜクリフハンガーの名前の由来ですが、

クリフハンガー(プロット)
1910年代 – 1920年代の連続活劇はほとんどが二巻ごとに、主人公が崖からぶら下がった絶体絶命のシーンで終わっていた。崖=クリフ、ぶら下がる=ハンガーより、これをクリフハンガーと呼んだ。 

だそうです。主人公が崖からぶら下がるのが流行るなんて、シュールな時代だったんですね。

ちなみに、最近ではラッキースケベ的なピンチでフックを作っている物語もあったりします。↓

幼女と音楽の2段構え!! 天使の3P#1 シナリオ分析してみた!

2017.07.26

あと、定義は、

クリフハンガー(プロット)
劇中の感極まる盛上がる場面、物語の「クライマックス」climax in narrative)、例えば主人公の絶体絶命のシーン、又は、新展開をみせる場面などで物語を「宙吊りのまま」中断して「つづく」としてしまう結末である。

という感じです。

が、この記事ではフックを「物語の最後に読者を引く仕掛け」だけとせず、「受け手が物語の先が気になるように仕向ける仕掛け」にまで拡大解釈します。

結末に限定してしまったら、汎用性がなくっちゃいますから!

 

使いどころ

1.アバン

物語の一番最初の部分(アバン)でフックを使う方法です。強いフックにすることで、問題の大きさを印象付けその章での解決すべきクエスト、方向性を定めます。

ちなみに、直接話に入ってからオープニングに入る手法のことを「コールドオープン」といいます。

2.CM

アニメなどのTV媒体の作品では、CMでチャンネルを変えられないよう、CMの前にフックを作って、視聴者を逃がさないようにするために使われます。

小説を書く上では関係ないですが、時間が空いてしまったときでもフックが前回のことを思い出させてくれるという効果があります。

3.シーンの繋ぎ目

シーンとシーンの間に使えば、シーンの切り替えフックのインパクトで、疾走感を出すことができます。

ちなみに、CMと違って、着地するシーンを作ることができるため、ギャップを大きく作って、印象を強く残すこともできます!

このテクニックは本ブログでは、「ぶった切り」という名前で紹介しています↓

読者が最後まで読んでくれる!? シーン切り替えで疾走感を!!

2017.10.07

4.物語の最後に

物語の最後にやるのが、本来の意味でのフックですね。

次の章も見てもらえるように、最後にフックを作るテクニックです。

映像媒体では、最終話でも謎を作っておくことで、もし次のシーズンの制作が決定した場合のフックに使ったりします。小説でも使えるテクニックですね。

上手なお手本はこちら↓

一枚の紙が全てをひっくり返す!! 政宗くんのリベンジ #1 シナリオ分析してみた!!

2017.07.29

フックを使うコツ

分かりやすいこと

分かりにくいフックだと、それがどれくらいピンチなのか分からないです。

よく物語の終盤に新しい敵キャラが一瞬だけ語るみたいな場面がありますが、新しい敵以上のフックにはならないので、できるだけ分かりやすいものにしましょう。

例えば、新しい敵が主人公が欲しているものを持っているなど。

インパクトがあること

インパクトがなければフックとして引き込む力も弱まります。フックというのは、インパクトとその後の余韻のギャップによって、印象づけるテクニックなので、インパクトは強ければ強いほどフックは機能します!

物語に関連すること

これは絶対抑えるべきというわけではないですが、例えば敵との戦闘中、キャラが脈略もなく車に轢かれたら、意味わかんないですよね。物語性皆無です。

なので、物語に関連することまたは因果関係のあることでフックを作りましょう!

終わりに

フックは基本的な技です。言い方を変えるなら、ピンチの演出「フック」という名前にしただけです。

ですが、フックの効果は絶大で、仮に物語中盤で退屈な展開が続いても、最後に強いフックがあれば、次の章もなぜか読んでしまう、ということを可能にしてくれます。

ただし、フックを無理に作ろうとして、超展開の連続にならないようにはしてください。読者がついてこれなくなってしまいますから!

このクリフハンガー(フック)で読者の心を掴んでいってください!

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